高速度カメラ映像と波形をリンクさせる。

高速度カメラ同軸センサユニット、専用PC、アンプボックス、光源、これらで構成された新たなレーザ溶接モニタリングシステムです。熱放射光・反射光による加工点の波形と、高速度カメラで撮影した加工中の映像を専用PCでリンクさせ、同時に確認する事が可能です。

 

〇構成

高速度カメラがユニットに接続されており、高速度カメラを設置する際の位置調整などが不要です。レーザ照明は、加工ヘッドの光学系により同軸か外部のどちらかとなります。

 

〇専用アプリケーション表示画面

 

画像左が高速度映像、右が取得波形です。
波形画面のスライダーを動かすと、その波形時点での映像が確認可能で異常波形が確認された際の検証が簡単に行えます。スキャナレーザにも対応しており、矩形や円形の溶接でもカメラが追従し、加工点の様子を確認可能です。

※上記撮影像は加工ヘッド側f値:100で撮影した物です。f値によって像の大きさは変化いたします。より大きくしたい場合、×2、×4の拡大に対応予定です。

〇専用アプリケーション動画

波形と映像を同時に取得し確認できることが本システムの最大の特徴であり、高速度カメラの設置の手間等を低減し、簡単に比較、検証を行うことが出来ます。下記動画は、ウェルドレコーダを使用し撮影したものです。